赤ちゃん連れで四万温泉に泊まるときに見るポイント
正直、赤ちゃん連れの温泉旅は「大浴場デビューが不安」という一点に尽きるんですよね。泣き出したらどうしよう、他のお客さんの視線が気になる。そう思っている人は多いと思います。
個人的には、この不安を解決する方法は2つしかないと考えています。ひとつは家族風呂や貸切風呂がある宿を選ぶこと。もうひとつは、部屋そのものに露天風呂が付いている宿を選ぶことです。どちらも、赤ちゃんが泣いても、周りに気を遣わずに湯船に浸かれます。
四万温泉には、この2つの条件を満たす宿がいくつかあります。気になって調べてみたんですが、家族風呂を備えた宿と、全室・全棟に専用露天風呂を持つ宿の両方が見つかりました。以下の比較表と本文で、それぞれの特徴と評点、価格の目安をまとめます。
| 宿 | 温泉・客室 | 食事 | 配慮ポイント | 評点 |
|---|---|---|---|---|
| あやめや旅館 | 家族風呂・露天風呂、単純温泉 | 会場食 | 女将さんの心遣い | 夕食4.82 |
| 寿屋旅館 | 貸切温泉が無料、カルシウム・ナトリウム硫酸塩泉 | お部屋食 | 全館Wi-Fi、家族風呂 | 接客4.55 |
| 叶KANOUYA | 全室に露天風呂付き客室、カルシウム・ナトリウム硫酸塩泉 | 情報なし | 静かな渓流沿い | 風呂4.59 |
| シマブルー | 全7棟に源泉掛け流し露天風呂 | すき焼き・BBQ・ステーキ | 渓谷側は手すりなし要注意 | 立地4.57 |
価格は2026年9月時点、2名1室1泊の目安です。プラン内容によって変わるので、予約時に確認してください。
赤ちゃん連れにおすすめの宿4軒
家族風呂とおもてなしで安心、「あやめや旅館」

あやめや旅館は、家族風呂と露天風呂の両方を備えた宿です。泉質は単純温泉で、効能は慢性消化器病、胃腸病、関節痛。赤ちゃんの肌にもやさしいタイプの湯です。
評点を見ると、夕食4.82、朝食4.74、接客サービス4.78と、8項目の中でも高い数字が並びます。ただ設備の評点だけは4.18とやや控えめです。設備面は無線LANや冷蔵庫、電子レンジ(一部・要予約)まで揃っているので、ミルクの調乳にも困りにくいはずです。
投稿された口コミには「料理も美味しく、部屋も気持ちよく過ごせました。女将さんの心遣いもよかったです」とありました。この評点の高さと合わせると信頼できる材料だと思います。
最安値の目安は9,360円から。今回確認できたプランでは、和室10畳の部屋食で28,400円というものもありました。少食プラン向けの構成で、14時チェックインとゆったりめなのも赤ちゃん連れにはうれしいポイントです。
最寄りはJR吾妻線中之条駅。赤ちゃんの荷物が多くても、送迎バスが使えるのは助かります。
全室お部屋食と無料の貸切温泉、「寿屋旅館」

寿屋旅館は、全プランがお部屋食で、滞在中は貸切温泉が無料という宿です。公式サイトによると「当館は全プランお部屋食&ご滞在中は無料の貸切温泉をご利用いただけます」とのこと。赤ちゃんが泣いても、食事中に周囲を気にしなくていいのは正直かなり大きいです。
風呂は家族風呂・大浴場・露天風呂を備え、泉質はカルシウム・ナトリウム硫酸塩泉。効能は温熱効果、美肌効果、胃腸病です。公式サイトによれば「小さな蕎麦屋から始まった全7室の宿。三代目若旦那の打つ手打ち蕎麦が好評。温泉は加水加温なしの源泉100%。源泉100%かけ流しの貸切露天が無料」とあり、蕎麦と源泉かけ流しの両方が売りの宿だとわかります。
部屋についても、公式サイトの案内では「最大6名様まで広々と寛げる畳の間は、お子様連れのご家族や、気心の知れたご友人同士のお集まりにもおすすめです」との紹介がありました。三世代旅行にも向いていそうです。
評点は接客サービス4.55、夕食4.35、清潔感3.71。清潔感がやや低めなのは正直に書いておきます。価格は12,650円から。確認できたプランでは、7畳の和室で25,300円というものがありました。アクセスは「関越自動車道『渋川・伊香保IC』よりお車で50分」で、無料送迎もあります。
静かな山あいの宿。
客室そのままに源泉かけ流し露天風呂、「叶KANOUYA」

今回いちばん推したいのが、叶KANOUYAです。全室に露天風呂付き客室があり、赤ちゃんと一緒に大浴場へ移動する必要がそもそもありません。評点も8項目すべてが4.3以上と、今回紹介する4軒の中で最も安定しています。
客室ごとに源泉かけ流しの露天風呂が違う
公式サイトによると「オーストラリアのダリ川周辺の地域に暮らすアボリジナルの人々の言葉『ダディリ』は、温泉露天風呂から聞こえる川のせせらぎに耳を傾け、目の前に広がる渓流の景色と深くつながることを指します」とのことです。ダディリという客室は、川のせせらぎを聞きながら赤ちゃんと湯に浸かれる部屋のようです。
303号室「Oubaitori(桜梅桃李)」については、公式サイトの紹介で「桜・梅・桃・李の4つの花木をテーマにした客室で、大きな窓を通して四万川の渓流を借景として取り込んでいます。源泉かけ流しの露天風呂付きの客室からは、四季折々の自然と調和しながら、それぞれの花が持つ個性豊かな空間をお楽しみいただけます」と書かれていました。
泉質はカルシウム・ナトリウム硫酸塩泉、効能はアトピー・湿疹、疲労回復、美肌効果。赤ちゃんの肌にも配慮したいご家族には気になる情報だと思います。
投稿された口コミには「部屋の半露天風呂が広くて大感激。川のせせらぎなど自然の音しか聞こえずゆっくり過ごすことができました」とありました。ゆっくりできる、という言葉がそのまま出てくるのは印象的です。
価格は18,150円からで、他の3軒より高めです。プラン情報は今回取得できませんでしたが、エステサロンやティーラウンジもあり、大人の休息にも寄れる宿です。アクセスは「四万温泉行バス40分→終点下車徒歩15分」で、送迎あり(要予約)。
赤ちゃんと過ごす夜が、川のせせらぎだけの静けさの中にあります。
コテージ全棟に専用露天風呂、「シマブルー」

シマブルーは、四万川渓谷沿いに建つコテージ型の宿です。公式サイトによると「四 宿泊プランを楽天トラベルで確認する
万川渓谷に寄り添って佇むコテージは全7棟。それぞれ異なるテーマで構成され、そのすべてに源泉掛け流しの温泉露天風呂をご用意しております」とのこと。7棟すべてに専用の露天風呂があるので、赤ちゃんと家族だけの入浴時間を作れます。
評点は立地4.57、風呂4.52、室内4.48と高水準。泉質はカルシウム・ナトリウム硫酸塩泉、効能は神経痛、筋肉痛、美肌効果です。設備にはバーベキューガーデンやサウナもあります。
ただ、ここは正直に注意点を書いておきます。公式サイトの案内では「骨材を露出させる洗い出し技法で造られた、ひょうたん型のユニークな湯船です。※渓谷側に手すりがございませんのでちいさなお子様はご注意ください」とありました。渓谷側の湯船は開放感がある分、小さな子どもには目を離せない構造のようです。
夕食はプランによって選べます。公式サイトによれば「ご夕食は群馬県産の上州牛ブランド赤城牛のすき焼き鍋定食!お部屋食なので完全プライベートな時間をお過ごしいただけます」とのこと。すき焼き・BBQ・ステーキと選択肢があるのは、離乳食期を過ぎたお子さん連れにも便利です。
素泊まりプランは50,600円からと、今回の4軒では最も高価格帯です。アクセスは「吾妻線中之条駅よりお車にて約30分」。事前予約制の送迎もあります。
渓谷側の湯船だけは、赤ちゃんから目を離さないようにしたいところです。
四万温泉へのアクセスと駐車場、送迎の勘所
四万温泉全体は、JR吾妻線中之条駅を起点にバスか送迎で入るのが基本です。あやめや旅館は「JR吾妻線中之条駅」、寿屋旅館は「関越自動車道『渋川・伊香保IC』よりお車で50分」、叶KANOUYAは「四万温泉行バス40分→終点下車徒歩15分」、シマブルーは「吾妻線中之条駅よりお車にて約30分」というアクセスでした。
赤ちゃん連れなら、抱っこ紐やベビーカーの積み下ろしが少なくて済む送迎バス・送迎車付きの宿がやはり楽です。今回の4軒はいずれも送迎の記載があるので、事前に予約しておくと安心だと思います。
赤ちゃん連れ宿選びのよくある質問
- 家族風呂は無料ですか? 宿によって異なります。寿屋旅館は「ご滞在中は無料の貸切温泉をご利用いただけます」と公式サイトに明記されていました。あやめや旅館も家族風呂を設備として持っていますが、料金の記載は今回確認できていません。予約時に問い合わせるのが確実です。
- 客室に露天風呂がある宿は高い? 叶KANOUYAは18,150円から、シマブルーは18,700円からと、家族風呂タイプの2軒(9,360円〜、12,650円〜)より価格帯は上です。ただ、大浴場へ移動しなくていい分、赤ちゃん連れの負担は軽くなります。
- 夕食は部屋で食べられますか? 寿屋旅館は全プールがお部屋食です。あやめや旅館は会場食が基本のようでした。
まとめ 大浴場に気を遣わないなら、家族風呂か客室露天へ
四万温泉で赤ちゃん連れの宿を選ぶなら、答えはシンプルです。大浴場に気を遣わない一泊にしたいなら、家族風呂のあるあやめや旅館・寿屋旅館か、客室そのものに露天風呂がある叶KANOUYA・シマブルーのどちらかを選ぶこと。
評点の高さと価格の落ち着きで選ぶなら、あやめや旅館。渓流の音に包まれた静けさを求めるなら、叶KANOUYAだと思います。♨️ どちらも、赤ちゃんの泣き声を気にせず湯船に浸かれる時間を用意してくれる宿でした。
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